脳の老化と生きる目的

2012年8月16日 木曜日 投稿者:nobu

米国の報告から、高齢者の゛脳の老化と認知機能の調査″で、「生きる目的」の強いグループとそうでないグループを比較し、脳の認知機能の検査と病的な器質的変化を追跡して調べた結果

「生きる目的」の強い弱いにかかわらず、脳の器質的変化は同じように確認できたが、認知機能については「生きる目的」が強いグループのほうがあきらかに低下が少ない、つまり頭がしっかりしているという事のようである。

今回の報告に関連して思いだすのは、以前聞いた話で〝ある高齢の女性(シスターだったと記憶しています)が毎日の決まった仕事を、日々生きがいを持ってまっとうし、最期まで頭もしっかりしていたということから、死後脳の状態を調べたところ、明らかにアルツハイマー病の状態であった″という話であった。

又、有名な高齢のスキーヤーが「生きるのが目的ではない、大好きなスキーをやりたいから生きたいのだ」というような話を何かで読んだのを思い出します。その方も100歳くらいでもしっかりされていたと思います。

いずれにしても大事なのは〝目的意識″のようですね。自分から、「それがしたい」と強く思える何かを持つべきですね、しかも自他ともに活かす事なら最高です。私もそう在りたいと思います。

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