言葉が人生を方向づける

2013年4月25日 木曜日 投稿者:nobu

先日テレビ番組で、ある有名人(オリンピックメダリスト)が講演会で話した内容のなかに〝なるほど”と感じる事があり、ここに書いてみたいと思います。

人生上のけがや病気など、何か自分に起きる出来事などに対し「なんで・・・」と考えていると、どんどんマイナスの方にいってしまう、だから「せっかくこうなったんだから」と前向きに考える癖をつけるといいよ、というような内容でした。

人は物事を認識する時、頭の中の言葉で考えるといわれます。そしてその言葉に対する個人のイメージや感じ方が在り、それが行動や発する言葉に影響し、さらには行動の結果の人生の状態になっていくと思います。

たとえばかつて難病だった〝結核″という病名を明治時代の人が聞くのと、克服した現代人が聞くのとでは、その言葉からくる心と体への反応はかなり違うはずです。病気そのものも怖いのですが、言葉からくる不安感などは比べものにならないと想像できます。

普段から自分がマイナスに感じる〝言葉″は使わない(頭の中でも、口から発する場合も)。自分が経験する人生も、先ほどの話のように「なんでそうなっちゃったのか」と考えるより「せっかくこうなったのだから」と受け入れて前に進むのもいいかもしれない。これは人智の及ばないような境遇にはいいと思う(例えば天候とか、運命的なもの事などに対して)

ただ、自分の過失や思慮が足りなかった結果に対しては〝なんでそうなったのか″しっかり反省して対策をこうじるのも必要ですがね。

考える言葉や使う言葉は無意識の領域が多く、それをあえて意識的に(プラスのものに)修正して変えていければ人生も変わるかもしれません。

 

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