‘その他’ カテゴリーのアーカイブ

患者さんの表現を理解する

2012年8月26日 日曜日 投稿者:nobu

当院におみえに成る、御老人の男性が「手が痛い」との症状をうったえておられました。何回か施術する内、皮膚のかゆみが強い(昔から時々かゆくなった)というお話もあり、痛いと言われる表現の意味している状態が必ずしも私の経験的に認識している痛みとは同じでないのかもしれないと感じた。

人は主に言葉でコミュニケーションしておりますが、同じ単語であっても経験の違いでイメージしている内容が多少違っている事を知っていなくてはいけないと思います。特に、年齢や地域の違い、男女差などで、そこにギャップがあるのかもしれません。

先の患者さんの話に戻りますと、「痛い」といわれる状態が、強いかゆみを意味している可能性もあります、若干認知症の傾向もありますので聞いても「よくわからない」といわれてしまい、こちらが察していくしかないのですが、〝言葉の表現は人それぞれだ″と感じたケースです。

 

擬声語「オノマトペ」の効果

2012年7月1日 日曜日 投稿者:nobu

先日あるテレビ番組で、擬音語や擬声語を表す「オノマトペ」を使ってゴルフのスイングが良くなったり跳び箱がとべるようになったり固いびんの蓋が開けられたりする放送をやっていた。こういう事を研究している人もいるのだと感心した。ゴルフスイングの時「すー」で上げ「があああー」と思いっきり叫びながらボールを打つ事で飛距離がのびるらしい。「すー」はスピードを出すのに有効で、「があああー」は一気に力の解放するのに効果があると解説していた。私も学生時代に柔道で、投げ技の時「すー」と発していたが、自然に「オノマトペ」を使っていたようである。ただ、私のそれは「すー」でスピーディーに相手のふところに入るのだが、「があああー」に通じる気合いがなかったのでパワー不足で投げるところまでいかなかった事が多かったように記憶している。そのころこれを知っていれば応用できたかもしれませんね。

「オノマトペ」の効果は゛脳の雑念を上手くはずす事で、本来の小脳の担っている運動性を発揮できるという事らしい。勝敗や失敗への不安など結果にとらわれすぎると本来の実力が発揮できない事が多いようです。「オノマトペ」は案外、これから応用が広がるかもしれませんね。

 

2012年の始まり

2012年1月1日 日曜日 投稿者:nobu

新年あけましておめでとうございます。

いよいよ2012年が始まりました、災害や経済など大変な状況が続いてますが、日ごろから気を強くもって健康であることが大事だと考えます。筋トレの世界ではコアトレーニングが脚光を浴びています、いわゆるインナーマッスルを鍛えるというもので、姿勢の安定やエネルギーの代謝にも深くかかわっているようです。これは思考にもいえると思います、自分の中のコアの信念に照らし合わせて物事を判断していく事が必要で、それが弱いと周囲の人や降り掛る状況に振り回される事になってしまいます。もちろんときには柔軟性もたいせつです。今年は元旦の今日、そんな事を考えております。

今年も役に立つおもしろ医療情報などブログに綴って参ります、何とぞよろしくお願いいたします。

色と健康について

2011年10月31日 月曜日 投稿者:nobu

色と健康は関係があるのでしょうか?例えば緑の色の多い部屋と赤の色の多い部屋に長時間居る事を想像してみてください、一般的には緑の多い部屋にいた方が落ちつくのではないでしょうか。落ち着いてリラックスできるという事は自律神経の副交感神経が優位になる事で、実際に体の中で神経やホルモンなどの環境に変化が起きているわけです。目で見た色によって脳は反応し体内環境に変化が起こる。血圧などもそうですね、白衣高血圧というのは有名ですが、医師や看護師さんの白衣の方の前で血圧を測ると必ず高い数値になってしまうそうですが、この場合は白色にある種の緊張感を感じてしまうのでしょうか?ただ、白というのは病気の人や弱った人にとって悪い色では無いようです、むしろ良い効果もあるといわれます。

日ごろ仕事などで疲れた時などは緑や茶色、水色などなるべく自然を感じる色使いが心身の癒しになるかもしれません。実際の森林浴を行う事で免疫力が高まるという話もあります、色によってなるべく自然に近づけて森林浴気分を味わうのも効果がありそうですね。最近はCDで鳥の声や虫の声などもありますのでそういったものも組み合わせるとよりリラックスできるかもしれませんよ。

色というのは決して馬鹿に出来ないと感じます。日ごろの服装や持ち物、部屋の配色など自分の心身への影響力を意識して使いこなすべき要素ではないかと思います。

 

自然の声と対話する!?

2011年9月3日 土曜日 投稿者:nobu

昨日テレビを観ていたら、ある有名なアユ釣り名人がでてきて、ひょいひょいとアユを釣っていた。外見は今風の釣り人でかっこいいサングラス姿。だが、いにしえの名人を感じさせる雰囲気がある。名人曰く、アユは気温、天候などもろもろの条件で居場所が変わる、日々自然と対話しながらアユの居場所を感じ取り釣っていくのだそうである。この話を聞き感銘を受けた、名人は自然の声を聞く感覚が磨かれているのだろう。私の仕事も相手は自然の中で生きる人体である、その体の声を聞く感性をもっと磨いていきたいものである。

深蒸し茶

2011年3月9日 水曜日 投稿者:nobu

静岡県掛川市の深蒸し茶が人気のようでよく売れているらしい。きっかけはテレビ番組で掛川市が全国で一番がんによる死亡率が少なく、高齢者の医療費が少ない街として紹介され、そして掛川市でよく飲まれているのが緑茶であり、更に深蒸し茶である事がクローズアップされていた事によると思う(私もその番組は見ていた)。実はその番組で掛川の次に来ていたのが我が藤枝市であったのだが全然話題になっていなかった。私の経験では藤枝では特に深蒸し茶というわけではないが緑茶はよく飲むと思う、これは静岡県全般に当てはまると思うのだがお茶が特産であるだけあって子供の頃から自然にお茶があった。以前からがんの予防にお茶が効くのではと言われているがその研究最前線はどうであろうか。今のお茶ブームで気をつけたいのは特に持病がある方、例えば貧血で鉄分を補給しているような人は緑茶は控え目にした方が無難といわれる、それは緑茶には鉄分を吸着する性質がある為であり、妊婦さんもやはり控え目にした方がいいといわれる。過ぎたるは及ばざるがごとしの諺もある、いくら体に良いといっても過剰に摂りすぎないよう気を付けたいものである。

暑さ寒さも彼岸まで

2010年9月24日 金曜日 投稿者:nobu

タイトルに記した言葉は昔からいわれていることだが、だいたい毎年その様になる。今年の猛暑の夏はさすがに今月いっぱい続きそうに感じたが、やっぱりこのお彼岸の時期でいっきに涼しくなってしまった、昔の人のいう事はさすがである。季節の変わり目は体調を崩さないよう注意したい。

歴史的猛暑

2010年9月7日 火曜日 投稿者:nobu

きょうのテレビで気象解説の方が今年のこの異常な暑さの解説をしていた、今年の猛暑は偏西風の蛇行が原因のひとつであり記録的で少なくともここ千年でも初めてではないか・・・と、確かに今生きている人が皆はじめて経験するするような暑い夏かもしれない、とするとこれは歴史的な経験となるのか。この暑さは今月いっぱいは続きそうな解説であった(~~);まだしばらくはクーラーのお世話になりそうである。ところで夜の冷房はタイマーで夜中に自動で止まるようにすると危険な場合があるという、冷房で部屋の空気は冷えても壁などに熱が溜まっていて冷房が止まった後にその熱が放熱され、人体の体温を上昇させてしまう事があるという。対策としては28度位の高めの温度設定で冷房を切らずに使う、又壁に扇風機を当てて温度を下げる事などがいわれている。

変わる事について

2010年8月29日 日曜日 投稿者:nobu

たしかダーウィンだったか、生き残るものは強いものでも賢いものでもなく変われるものだ、といった言葉が印象に残っているのですが、私の行う気功の施術も変化を与える仕事といえると思う。病気の臓器や器官のある場の気の状態を変える事で体の正常な状態への変化を促す事を目的に行っているからである。日常においてもよりよく変化していく為の行動を意識していくといいと思う、本を読んで考え方が変わったり、服装を変えて自信が変わったり、運動して体質が変わる等そう思って行っていくと変化のチャンスはいくらでもあるはずである。時代の流れや周りの状況、自分の目標にあわせて柔軟に変化していきたいと思うのであります。

外見と寿命

2010年7月28日 水曜日 投稿者:nobu

今話題のニュースから、外見が若く見える方が寿命が長いという報告が出された。これは双子を対象に調査したもので、なかなかおもしろい研究である。外見の若さを保つのは食事や運動の習慣、人生の生きがいや恋愛など精神的な充実が思い当たるところである。日本は長寿大国であるが、確かに私が子供の頃に比べ年齢より若い感じの人が多いように思う。